絶対シアワセになるコラム

第二回「シアワセ」

 人それぞれシアワセのカタチがあるんだってずっと思い込んでいた若いころは自分の理想や満足感を求めていました。でも家族ができて、健康に過ごせて、ああなんだかシアワセだなあって噛み締めるようになってきたころにふと、毎日朝がやってくるという当たり前のことがすごくうれしかったんですよ。

別に私はお金持ちでもないし、子どもたちはびっくりするほど手がかかるし、同居している姑にも文句を言われちゃうけれど、でもね、今日も朝を迎えられた、今日もゴハンを食べることができた、今日も洋服がある、今日も住む家がある、今日も地球がある、今日も生きているって思うと、すべてがいとおしくなってきて、涙がポロポロポロポロこぼれて止まらなくって。私が生きているこの現実、私がであったすべての人、出来事、モノ、すべてが与えられたかけがえのないもの。そうおもうとカラダ全身から「ありがとう」って言葉が溢れてきたんです。

これまでの苦労や辛かった出来事も「あのとき苦労したおかげで成長できた!」「あのとき涙したおかげで人の気持ちを理解できてやさしくなれた」と、すべてに心から感謝できたんです。もう、今この瞬間があることに感謝なんですよ。
 そんなことを思っていると、なんか不思議なキブンに入っちゃって、つまり心からすべてに感謝できる自分に気づいたときにカラダの芯から熱のようなものがジワージワーって出てきて「うわー私、いまシアワセ。なにもかもに感謝できるカラダになっているからシアワセ!」って思ったんです!

 もうビックリ!!ですよ。あの感触。すっごいの。アクメって感じ。つまりこれが本当のシアワセなんじゃないかなって、あのときようやく気づいたんです。
 感謝できる自分だからシアワセって言うけれど、これホントだわ。一度味わってみてください! すごいです。脳みそからいろんなものが出てきて大変大変って感じですよ。
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